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伊藤・長崎市長、銃撃され心肺停止…殺人未遂で組幹部を逮捕(読売新聞)

 17日午後7時52分ごろ、長崎市の伊藤一長市長(61)が、JR長崎駅前にある同市大黒町の選挙事務所に入ろうとしたところ、男に至近距離から背中を拳銃で2発、撃たれた。市長は市内の長崎大医学部・歯学部付属病院に心肺停止状態で運ばれ、人工心肺に切り替えたが、出血が止まらなかったため、緊急手術で止血した。重篤な状態が続いており、病院側は18日午前7時ごろ、脳死判定を行う方針。男は事務所員に取り押さえられ、長崎県警が殺人未遂の現行犯で逮捕した。長崎市風頭町、指定暴力団山口組系水心会会長代行の城尾哲弥容疑者(59)で、調べに対し、「市長を狙って撃った。殺すつもりだった」などと供述しているという。<後略>


選挙運動中の蛮行、何とも痛ましく、憤りを感じる。
どのような人物かは知らないが、どうか一命を取り留めてもらいたいものだ。


しかし、またまた日本人の政治無知があちこちで露呈している。

大阪府下のどっかの市議会議員立候補者のコメントを見たが、
  『(無防備に人と接する)選挙運動もまさに命がけだ』
という、バカ丸出しのヤツがその好例であろう。
(立候補者ということでバカの二乗)

当たり前だろうが。
政治家たるもの、常に命がけはではないのか?
坂本龍馬も伊藤博文もケネディも凶刃や凶弾に斃れている。

維新の元勲やアメリカ合衆国大統領とは次元が違えども(それは百も二百も承知)、
マイクを持って人前で演説する限り、命を張るのが当たり前じゃないか。
それが政治家じゃないか。
権力者は常に命を狙われるものである。
「狙われるべきもの」と言っても言い過ぎではないだろう。

土建屋が政治をしようとするから、そんなトンチンカンなコメントが出るのである。
(全国の善良なる土建屋さん各位には失礼申し上げます)

評論家のコメントでも、
  『候補者が萎縮するのではないか』
というのがああったが、これも正しくはない。

前提がおかしい。萎縮するなら、主張するな。
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